共創型クリエイティブ集団「LENS」 共創型クリエイティブ集団「LENS」

カンヌの「心が動いた瞬間」を、伊藤園の次の一手に。 

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世界のクリエイティブの最前線を、日本の企業の「次の一手」に翻訳する。LENSがカンヌライオンズの視察を続け、報告会を開いているのはそのためです。2026年9月8日、伊藤園マーケティング本部の皆さま32名をスコープのオフィスにお招きし、カンヌライオンズ2026の報告会と、7チームに分かれてのグループワークショップを開催しました。

※LENSは、株式会社スコープのクリエイティブブティックです。

開会のあいさつ


カンヌの熱量は、解説記事では届かない

カンヌライオンズは、広告賞を起点にしながら、いまではビジネスやブランド、社会の課題をクリエイティビティでどう前に進めるかを、世界中の企業とクリエイターが持ち寄る場になっています。ただ、そこで感じる熱量や「なぜか引っかかる」感覚は、受賞作の一覧や解説記事からはなかなか伝わりません。

SCOPE/LENSは2019年から継続してメンバーを現地へ送り、延べ13名がカンヌを見てきました。近年は若手メンバーを「YOUNG LENS」として意図的に送り出しています。次の生活者に近い感性で世界の最前線に触れることが、これからのクリエイティブの力になると考えているからです。

店頭・デジタル・PR・空間まで、生活者との接点を横断して手がける私たちだからこそ、見てきたものを「御社ならどう使えるか」という事業の言葉に翻訳できる。一次情報を自分たちの中に留めず、企業の皆さまと一緒に使える知恵にすることが、LENSがこの取り組みを続ける理由です。


「何が評価されたか」ではなく、「なぜ心が動いたか」を持ち帰る

企画の打ち合わせで伊藤園の皆さまから挙がったのは、「メーカーが伝えたいこと」と「生活者の心が動くこと」のあいだにあるズレへの問題意識でした。そして、そのズレを埋めるために求められていたのが、若い感性でした。

受賞作を整理した解説ではなく、「なぜこのアイデアに惹かれるのか」を肌で感じた若い世代の生の言葉。そこで本会を、カンヌで評価されたものを教える勉強会ではなく、現地を視察したYOUNG LENSの4名の「心が動いた瞬間」を共有し、参加者一人ひとりの次の挑戦につなげる場と位置づけました。

YOUNG LENSの4名が、自分の言葉で語る

今年視察したのは、プランナー2名・デザイナー2名のYOUNG LENSの4名です。想定外のピンチをブランドらしいユーモアで生活者参加型の体験に変えた事例や、スポンサーが大会の世界観そのものに“参加”した事例などを、「私はここにしびれた」という一人称で紹介しました。

さらに、事例の面白さを「視点を変える」「接点を変える」「主役を変える」など、8つの“発想のジャンプ”として整理し、明日から使える考え方としてお渡ししました。 報告会には、カンヌライオンズの日本代表審査員経験をもつLENSの藤井徹も登壇しました。若手の一次体験と、審査の現場を知る視点。その両方をそろえられることが、LENSの報告会の強みです。

「伊藤園が、まだ売っていないものを考える。」

後半は7チームに分かれてのグループワーク。まず、報告会で心が動いた事例の「何がよかったのか」を自分の言葉で言語化し、チームで共有しました。

続く課題は「伊藤園が、まだ売っていないものを考える。〜バーコードのつかない、伊藤園の新しい仕事〜」。全国の茶産地とのつながりや自販機ネットワークなど伊藤園がすでに持つ資産と、誰かの「あったらいいのに」を掛け合わせ、商品ではなくサービス・場所・仕組み・体験のアイデアを考えました。各チームにはLENSメンバーも加わり、最後は全チームが手書きのシートでアイデアを発表しました。

全体満足度100%  

終了後のアンケートでは、全員が全体満足度で「非常に満足」「満足」と回答。「普段とは異なる視点や刺激を得られた」へも全員が肯定し、うち74.1%が「非常にそう思う」を選びました。

ワークショップでも、「『飲料をつくる会社』にとどまらない、伊藤園の新しい可能性を考えることができた」に96.2%が肯定しています。さらに96.3%が「伊藤園の他のメンバーにも勧めたい」と答え、今後LENSと「テーマや機会が合えば、一緒に企画を考えてみたい」という回答が過半数(51.9%)にのぼりました。


この報告会を、御社の課題で。 

世界の事例を「発想のジャンプ」に分解し、その企業がすでに持つ資産に掛け合わせる。今回のプログラムは、業種や課題に合わせて設計し直すことで、ほかの企業の皆さまにも活かしていただける形だと考えています。

LENSはこの取り組みを、報告会からワークショップ、そして共創プロジェクトへと広げていきます。

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